食糧支援事業
「食」を通じてまちの人と人がつながる居場所。ただ食を手渡すだけでなく、
安心と繋がりが得られる場づくりをしています。
えんくる食堂
●多世代型地域食堂
第2土曜日 12:00~ カレーランチ
第3、第4土曜日 17:00~ 18:30~ テイクアウトあり
えんくるでは月に3回地域の子どもとその家族へ食事を提供しています。第2土曜日は子どもたちが楽しみにいているカレーランチ。具材はその時々でも子どもたちはカレーが大好き。3杯おかわりした強者の小学生も。いつもは1人のお昼ご飯、みんな前を向いておしゃべりしない給食。「ここでは友達と大きなテーブルを囲んで食べられるから楽しい」という声。
第3、4土曜日のうち1回は和食献立、もう1回は季節や行事食や世界のご飯を取り入れています。食堂利用はもちろん、お弁当も用意しています。「子どもたちが嫌いな野菜も食べてくれる」「温かい気持ちになれる」「嬉しそうな笑顔が見られる」「はじめて食べたメニューで楽しかった」そんな感想を聞いて関わるスタッフも癒され、元気になれる食堂です。
たまりば
フードパントリー
●地域の食品庫
たまりばフードパントリー
月・水・金・土
業務用冷凍冷蔵庫を設置して、食品ロスを削減し必要な人に必要なものを届ける、地域にも人にも優しい食品庫を運営しています。どなたでもご利用いただけます。現在、月の平均で配布数は約2,300アイテム、700kg、利用者は約150~160名です。
通常、常温食糧のご提供が多い中、強みの冷凍冷蔵庫のおかげで夏休み、冬休みごとに、子どものいるご家庭の食支援として、冷凍野菜や冷凍総菜の配布を行っています。月2回フードバンクかながわ様から常温食料、セカンドリーグ様から新鮮野菜や冷凍品のご提供があります。加えて様々な企業様から大量の商品を大量にご寄贈いただいています。
また、地域の農家さんが季節ごとの根菜をお持ちくださいます。
居場所づくり事業
多様な人が「地域の中の学校・職場でも家でもない第3の居場所」づくり。
実家のように過ごせる場所をめざしています。
こども☆きっさ
⚫︎こどもが1人で居られるきっさてん
月・水・金 14:30~17:30 お菓子1個 ジュース1杯無料
「まず手を洗おうね」というお約束に続き、「ジュースは何にする?」「カードにチェックね」そんな会話が飛び交います。こども☆きっさはこどもが1人でも来られる居場所。
おやつを食べながら、友達とゲームをしたり、一人で漫画を読んだり、自由に過ごせる場所。
みんなでゲームをしたり、1人で漫画を読む子、マスターが持ち込んでくれた「はずるシリーズ」の知恵の輪をする子。
こども☆きっさのスペースがいっぱいになってしまうと小3と小2の子どもたちや違うグループが混ざって一緒に遊ぶこともあります。下級生や未就学児の弟妹を連れてくる子もいいます。
小学上級生の女子たちが8人の集団で来て、まず宿題をこなしてから、手作りアクセサリーをつくってプレゼントしあったり、メッセージカードを交換し合ったりする様子も見られます。 最近は1人でもふらっと立ち寄ってからお稽古に行ったり、サッカーの帰りに立ち寄ってジュースだけ飲んで帰ったりと、 遊ぶ場所というよりは「立ち寄れる場所」。子どもたちにとって「地域の中に学校でも家でもない第3の居場所」となっているようです。チャレンジ・ラボ
●毎月1回開催
地域のコミュニティスペースとして子どもや若者が安心して「暮らし」「学び」「育つ」ことを支える居場所。 さまざまな人が参加できる、安心して生活するためのヒントとなるイベントなどを主催していきます。若者を対象としていましたが、若いママたちが地域に関わりを持つきっかけの場ともなっています。
「美味しい珈琲の淹れ方講座」「よかよかお灸カフェ」「ジャック・オーランタンづくり」「お正月折り紙講座」「三線を聴く会」「夏休みスペシャル!木製飛行機づくり」「ミツバチの話と蜜蠟クリームづくり」「スパイシーカレーづくり」などなど、手作りや実践講座を中心に開催しています。
こんなことをやってみたいという「共催パートナー」も募集しています。
えんくるCAFE
●毎週 月、水、金 / 第1・2土
※カフェのお休みはえんくるカレンダー(SNS)を参照ください。
ハンドドリップコーヒーが自慢のコミュニティカフェ。フリースペース卒業生のカフェマスターが入れるコーヒーは絶品です。季節限定メニューや地域の作業所さんから仕入れるパウンドケーキも人気です。地域の人が誰でも気軽に立ち寄れ、つながりを持ち、必要なリソースと出会えます。
支えあう
「まちづくり」事業
SOSをキャッチして、地域全体で支え合うまちづくりをしていきます。
相談カフェ
⚫︎相談カフェ
パントリーに食糧を求めてくる人たちは、様々な不安ごとや簡単に解決できない問題を抱えていることが多く、その見えにくい困難を拾って解決に繋げています。経済的な貧困だけなく、繋がりの貧困をかかえ、誰にも相談できず孤立している人が多いのです。食糧を手渡す際に、立ち話の中でそのような悩みをさりげなくお聞きしています。必要であれば専門知識のあるスタッフが個別相談を受け、必要な支援をヒアリングし、お金、子育て、仕事、人間関係、健康、住まいなどなど、複合的な課題を受け止めながら具体的な対策を共に考えます。
組織内で連携し、フリースペースや学習支援、自立支援などの事業に繋げたり、今までのネットワークを活かして地域の中の適合する施設や事業をご紹介することもあります。